ゲームレビュー~ファイナルファンタジーXVI~
おはようございます。
サシミです。
今回のタイトルは「ファイナルファンタジーXVI」です。
「ファイナルファンタジーXVI」(以下FF16)は今年2023年に発売された、FFシリーズの最新作です。
本作は従来のコマンド式のRPGではなく召喚獣の力を使い分けたアクションRPGとなっています。
同FFシリーズのFF14のプロデューサー吉田直樹さんが本作もプロデューサーを務めており、幅広い層にプレイしてクリアしてもらう為に「アクションフォーカス」モードと「ストーリーフォーカス」モードの2種類のモードを採用しています。
「ストーリーフォーカス」モードではアクションが苦手な人でもクリアできるようにバトル中の攻撃や回避、回復などをアシストをしてくれるようになっています。
今作の点数評価
7/10
クリア時間
クリア時間は60~70時間程度でした。
サブクエストやモブハントなどもほとんどやっているはずなので、
シナリオ本編のみを進めた場合は50時間程度あれば終わるくらいだと思います。
良かった所と悪かった所
良かった所は
「映画を見ているかのようなグラフィックやムービーの美麗さ」
悪かった所は
「RPGとしての成長要素や拡張性の少なさ」
こんな感じでした。
ここからはクリアしての感想と注目ポイント
感想
FFシリーズの最新作として期待値が高すぎました。
コマンドバトルが最近のゲーム文化に合わず、アクションバトルが採用されたのだと思いますが個人的にはコマンド式のFFが好きなのでそっちの方面でも作って欲しかったです。
それはそれとして序盤は出来ることの少なさと敵の堅さであまり戦闘をしたくない状況になり、中盤以降は敵と戦うことの意味が少なく基本的にはスルーしていけるので戦闘自体を楽しみにしないと戦いをする事があまり必要ない作りになってしまっているのが残念でした。
サブクエストについても基本的には所謂お使いクエストで「○○に行ってくれ」「○○を倒してきてくれ」がメインでサブクエストの中にはキャラの掘り下げがされるクエストや強化要素に繋がるクエストもありますが、基本的には報酬でたいした物がもらえなかったりとうまみの少ない物が多いです。
装備品も基本的にはストーリー進行に合わせて次の物が1つ出てくるので、それを作るだけなので選択肢という選択肢はありませんでした。
シナリオ本編周りはムービーの作り込みグラフィックも含めてとても力を入れていることが伝わってきます。
時折挟まれる召喚獣バトルも召喚獣の力とスケールの大きさがどれほどの物かが一目で分かるような作りになっており、端々からこの作品に対する作り込みを感じました。
ですが、その作り込まれたムービーやグラフィックもゲームプレイをメインに据えその合間に挟まれる物であって欲しかったですね。
個人的に本作は映画の合間にキャラを操作できるという感想を抱きました。
それくらい後半はムービーがメインになっていると感じました。
とはいえそのムービーは先ほど言ったようにとても力を入れられているので、それだけを見ると圧巻の映像作品と呼べる物だと思うので、「ストーリーフォーカス」モードでもいいので体験してみるといいと思います。
本作はあくまで主人公のクライヴ・ロズフィールドという人物の物語をクライヴの目線を通して、プレイヤーが体験するという作品になっていると思います。
本作は待望されたFFシリーズの新作であるため、色々なレビューやコメントがあると思います。ただそれは本当にプレイしてみないと自分が同じ感想を抱くかは分かりません。プレイした人の数だけ思いや考えが変わる作品だと思います。
それを踏まえて皆さんにも自分でこのFF16という物語を体験して欲しいと思います。
以上「ファイナルファンタジーXVI」のクリアレビューでした。
今回はこんな所です。
お疲れさまでした。